(原文はB5判 縦書き3段組み)
東 京 凌 霜 謡 会
◇出席者
高田小園(大5故透夫人)、三木静雄、岡田茂義(以上昭4)、石井千澄(昭7)、大久保治一(昭11)、
吉野正二(昭12)、戸野本時彦、渡邊藤四郎(以上昭13)、大角征矢(昭29)
◇・・・・第三八三回・十月二十八日(土)
午後一時・於 銀座交詢社
三 輪 吉 野 岡 田
松 蟲 三 木 大久保
柏 崎 高田夫人 渡 邊
大 角
大久保
渡 邊
景 清 石 井 大 角
岩 船 岡 田 吉 野
◇・・・・第三八四回・十一月二十五日(土)
午後一時・於 銀座交詢社
小鍛冶 吉 野 渡 邊
大 角
実 盛 三 木 大久保
渡 邊
井 筒 岡 田 大 角
吉 野
鳥追舟 石 井 渡 邊
大 角
戸野本
山 姥 大久保 岡 田
附祝言
◇・・・・第三八五回・十二月九日(土)
午後一時・於 銀座 松竹梅之酒蔵
大 角
和刈布 吉 野 大久保
三 木
鉢 木 石 井 戸野本
渡 邊
葛 城 渡 邊 岡 田
石 井
巻 絹 大 角 吉 野
猩 々 岡 田 大久保
安村様は東京日立病院に入院、専心療養につとめていらっしゃいます。一日も早いご全快を
お祈り申し上げます。
三木様は七月下旬検査の結果、肋膜に水が溜まっていると判明、入院療養され、ごらんのよ
うに皆勤で元気になられました。
岡田様は十月二十二日、中野の梅若能楽学院会館で秘曲三老女の一『姥捨』を披きになりま
した。ワキ梅若靖記、地謡は梅若雅俊・恭行・六郎諸師を始めとする梅若一門の総力を挙げた
当日のハイライトで、さらによし子夫人の舞囃子『自然居士―カッコ入り』―羯鼓を打って芸
づくしの舞を舞う素晴らしいお舞台を見せて頂き、さながら『岡田デー』梅宏会(梅若恭行師)
のおもむきでありました。大久保・戸野本・渡邊の各氏と大角が参上いたしました。
(大角 記)