(原文はA4判 縦書き3段組み)

         凌霜謡会(観世流)

            ▽・・・・新年謡会・・・・△

 

と き  114日(土)

   ところ  大阪凌霜クラブ

 

  当日は大寒波と雪の予報が出ており、交通の乱れや高齢の方の出席を大変心配しましたが、

 天の恵みか、たいしたこともなく、例年通りたくさんの方々にお集りいただき謡会とその後の

 懇親会で楽しく活気に満ちた一日を過ごしました。

  出席者はOBOG39名、学生6名の計45名。初参加は藤原博、和田幸江、芥川美和子の3名。

 女性の出席も年々増えて今年は16名(内学生4名)となりました。

  謡会は午前10時から昼食休憩をはさみ午後5時過ぎまで、素謡14番、連吟3番を元気一杯に謡

 いあげました。会後の懇親会では学生の部活動支援のため、元師範ですでに亡くなられた宇治

 正夫先生のお宅の能舞台を大学の部室に移設すること、そのための費用の不足金を会員の寄付

 で賄いたい等の話が出され、次回6月に寄付をお願いすることになりました。

  凌霜謡会の活動は年2回(1月と6月)の大会のほか、毎月第4日曜日の午後に大阪凌霜クラブ

 セミナルームで練習会を開いています。

  大半の方が卒業後は謡曲から離れておられましたが、大会や練習会にご出席の都度、学生の

 頃の元気な大きな力強い声に戻られ、肚からの謡を楽しんでおられます。最初は聴くだけでも

 結構ですので、まだ再開をされていない方も是非一度お顔を出していただきたく思います。

  次回の謡会は610日(土)の予定です。

 

番 組

 素謡・・・・難波、高砂、清経、箙、敦盛、千手、草子洗小町、葵上、藤戸、花月、殺生石、鉄輪、

     天鼓、玄象

 連吟・・・・隅田川、七騎落、葛城

  

出席者

 井川一宏(前顧問教官)、仲  巌(昭28)、里井三千雄、東谷 晟、牧 千雄(昭31)、

 福田好男(昭36)、左鴻雅義、藤原 博(昭37)、久下昌男、前田紀一郎(昭38)、

 佐々木肇宏(昭39)、黒田昌吾戸次威左武、段野治雄(昭40楠田美樹、林 耕作、

 小野山久美子(昭41)、尾島洋三、川上勝美、三宅 晃、和田幸江(昭42)、安藤幸雄、

 大島浩子、草壁美代子、吉田健一(昭43)、湯朝憲之、芥川美和子(昭44)、川邊利招、

 高島千明、西田美恵子(昭46)、中崎和美、福田啓介(昭47)、飯田博江、三崎典子(昭49)、

 長永恭子(昭52、伏見和政(昭54)、梅園健治(昭61)、西川孝夫(12)、一色俊哉(平23

 学生6名(男子2名・女子4名)

                                     (法・尾島洋三)

 

 

  (転写注) 今回、初参加として記載されている「和田幸江」さんはH28/1月、

       「芥川美和子」さんは、H18/6月の謡会に初参加として記載されていますが、そのまま転写しました。