(原文はA4判 縦書き3段組み)

           凌霜謡会(観世流)

              ▽・・・・新春例会・・・・△

 

と き  111日(土)

 ところ  大阪凌霜クラブ

 

今年の新春例会は卒業生35名、現役学生5名、合計40名(うち女性15名)が集いました。

  朝10時に開始し、素謡14番、連吟2番を夕方5時半過ぎまで謡い納めました。年々当会の謡

 レベルと情熱が向上しており、特に大人数で謡う地謡は声がそろって非常に迫力のある力強い

 ものでした。謡曲を趣味として長年続けてきて本当に良かったという実感の湧く一日でした。

 謡会終了後の懇親会は、前田会長から師範交代の報告などを含む挨拶のあと最長老の東谷晟氏

 の乾杯で始まり、謡会のさわやかな余韻の残るなか、あちらこちらで談笑の輪が広がりました。

 凌霜謡会からの寄付金と当日有志の皆様からいただいた能楽部活動支援金を次期幹事長に授与

 し、次期幹事長の荒瀬君から、お礼の言葉と4月の新入生複数獲得の決意表明がありました。

 そのほか東京凌霜謡会の活動報告やホームページの説明、久下昌男氏による大角征矢先輩の演

 能統計の解説、毎月開催の練習部会への勧誘など色々な参加者の話のあと、最後に西田恵美子

 さんの中締めでお開きにしました。

  次回の夏の例会は613日(土)大阪凌霜クラブで開催の予定です。

 多数の参加をお願いします。

 

番 組

  素謡・・・・竹生島、清経、巴、二人静、百萬、景清、土蜘蛛、養老、忠度、井筒(女性)、野宮、

      山姥、融、善知鳥

  連吟・・・・杜若(女性)、岩船(学生)

 

参加者

 

卒業生 35

  井川一宏(前顧問教官)、東谷 晟(昭31)、堤 文男(昭33)、福田好男(昭36)、

  前田紀一郎、久下昌男(昭38)、佐々木肇宏(昭39)、黒田昌吾、段野治雄、戸次威左武(昭40

  小野山久美子、大林治郎、永江幹雄(昭41)、川上勝美、三宅 晃、和田幸江(昭42)、

  安藤幸雄、大島浩子、草壁美代子(昭43)、芥川美和子、向濱幸雄、湯朝憲之(昭44)、

  川邊利招、武内安雄、高島千明、西田恵美子(昭46)、中崎和美、福田啓介(昭47)、

  飯田博江、三崎典子(昭49)、長永恭子(昭52、伏見和(昭54)、反田雅之(昭56

  西川孝夫(12法前)、一色俊哉(平23

 現役学生  5

  宮村 華、中村叡奈、酒井泉緒、荒瀬啓仁、田中泉弥 

                                      (経・安藤幸雄)