(原文はB5判 縦書き3段組み)
東 京 凌 霜 謡 会
◇出席者
高田小園(大5故透夫人)、三木静雄、岡田茂義(以上昭4)、松山緑(以上昭5)、
石井千澄(昭7)、大久保治一(昭11)、吉野正二(昭12)、戸野本時彦、
渡邊藤四郎(以上昭13)、田中秀孝(昭23)、瀧野晋(昭28)、大角征矢(昭29)
▽・・・・第三八六回・一月二十七日(土)
午後一時・於 新和海運白金クラブ
神 歌 岡 田 渡 邊
渡 邊
高 砂 岡 田 大久保
田 村 吉 野 戸野本
東 北 三 木 瀧 野
仕舞 羽 衣キリ 岡田夫人
大 角
一調 笠之段 高田夫人
岡田夫人
船弁慶 松 山 石 井
大 角
岩 船 瀧 野 大 角
平成二年の謡初めは吉野氏のご配慮で港区芝白銀の閑静な『新和海運白金クラブ』
で開催。高田夫人、岡田夫人のご出席を得て、仕舞・小鼓の入った華やか会となり、
加えて田中秀孝氏(学18回)の入会で久しぶりに賑やかな会となりました。終曲後、
同所で楽しく新年宴会を催しました。
▽・・・・第三七八回・二月二十四日(土)
午後一時・於 銀座交詢社
花 月 吉 野 渡 邊
吉 野
大久保
安 宅 大 角 渡 邊
雲林院 三 木 大久保
弱法師 松 山 吉 野
渡 邊
海 士 大久保 大 角
当月は安村慶次郎氏の逝去という悲しい月となりました。同氏は昨秋より湯島の
東京日立病院にて鋭意療養に専念しておられましたが、薬石効なく、二月十一日午
前十時三十分、八十二歳の輝かしい生涯を終えられました。暮れから正月にかけて
は自宅にお帰りになられたとのことで、以前のお便りで「正月から復帰参加したい」
とおっしゃっておられたので、もうすぐ元気なお姿に接し得るものと思っていまし
たのに、当会にとってもよき指導者を失って大きな打撃であるとともに、まことに
哀惜の極みであります。
十二日の杉並・善福寺でのお通夜には、石井、大久保、吉野、戸野本、渡邊の各
氏と大角参り、翌日の告別式には高田夫人、岡田ご夫妻、三木、松山、戸野本、高
岡の各氏がお別れを申し上げました。
同氏のご冥福をお祈り申し上げます。
当月は計らずも故人の愛好された名曲揃いとなり、出席者は少数でしたが、安村
氏を偲び、追悼の会となりました。
▽・・・・第三八八回・三月三十一日(土)
午後一時・於 銀座交詢社
忠 度 岡 田 三 木
大 角
百 萬 石 井 瀧 野
源氏供養 松 山 大久保
戸野本
藤 戸 高田夫人 渡 邊
大 角
瀧 野
鞍馬天狗 大久保 戸野本
附祝言
▽・・・・東京凌霜謡会よりのお願い・・・・
新年度を迎え現役でご活躍の母校風韻会・神大能楽部OBの皆さま、東京周辺に
お住まいの方、また転勤などで当地区においでになった方、ぜひ一度お越しくだ
さい。左記へのご連絡をお待ちしています。
〒一三五 東京都江東区平野一丁目XX-X~XXX
(〇三)六四三―XXXX 大角 征矢
勤務先(〇三)四三四―XXXX 浅野スレート㈱
(大角 記)