(原文はB5判 縦書き3段組み)
東 京 凌 霜 謡 会
◇出席者
岡田茂義（昭4）、松山緑（昭5）、大久保治一（昭11）、高岡幸彦（昭19）、
四方常義（昭23）、須山義男（昭25）、柳原仁哉（昭25）、
高田康子〔故高田透（大5）小園御夫妻の御長男の未亡人〕
▽････第四六二回（六月二十二日・第四土）
須 山
雨 月 大久保 柳 原 （高 岡）
巴 松 山 須 山 （柳 原）
半 蔀 柳 原 高 岡 （大久保）
柳 原
葵 上 須 山 大久保 （四 方）
須 山
山 姥 岡 田 四 方 （高 岡）
附祝言
［番外］
須 山
海 士 松 山 岡 田 （高 岡）
番外の『海士』は、当会によくご出席下さいました故高田小園様の三回忌御法要
（明日の二十三日）の際に御霊前に捧げるために稽古を行いました。
▽････第四六三回（七月二十七日・第四土）
高田夫人
養 老 柳 原 岡 田 （四 方）
（成経）柳 原
（康頼）高田夫人
俊 寛 四 方 岡 田 （四 方）
班 女 高田夫人 柳 原 （四 方）
岡 田
子方 高田夫人
船弁慶 岡 田 四 方 （四 方）
柳 原
附祝言
▽････第四六四回（八月二十四日・第四土）
三 輪 四 方 大久保 （須 山）
四 方
江 口 岡 田 柳 原 （高 岡）
須 山
松 風 高 岡 大久保 （四 方）
須 山
女郎花 柳 原 岡 田 （大久保）
安達原 須 山 高 岡 （四 方）
（四方記）
六月二十三日の故高田小園様三回忌謡曲会は、東京大久保の大和舞台で盛大に行われ、
当会は前記『海士』を手向け、また福岡から大角（昭29）も参加し、舞囃子『百万』の
大鼓を打って、故人の遺徳を偲びました。
（大角 記）