2022年7月2日(土)
        全国大学学生・OB・OG能楽連合会謡会に参加
                             東京凌霜謡会(向濱 記)

 第34回となる「全国大学学生・OB・OG能楽連合会謡会」(7月2日・矢来能楽堂)に
神戸大学OBとして、東京凌霜謡会のメンバー5名(向濱・高橋・清見・谷村・山本)が参加し、
午後3時から「忠度」のサシ・クセ・キリを神戸大学観世流として謡いました。
観世流合同連吟「富士太鼓」は午前中の番組であったため、当謡会からは山本氏が子方
として参加するだけとなりました。
 3年前の第31回に初参加後、コロナ感染の拡大に伴う行動制限のため、当会は参加を
見合わせておりましたが、その間に謡会の呼称も「全国大学学生・OB謡会連合会」から
「全国大学学生・OB・OG能楽連合会」に変更になっていました。
また、コロナ禍のせいか参加団体も、我が謡会を含めて、第31回の26大学36クラブから
15大学・20クラブに減っていましたが、反面「宝生流」クラブの増加が目立ちました。
参加流派は、観世・宝生に加え金剛流(京都大学)の3流派で、今回は下掛宝生流(早稲田
大学)の参加はありませんでした。
また、「素謡」と「連吟」だけであった番組も「仕舞」(慶應・宝生、京都大・観世 他)
や「独調」(埼玉大・宝生)、「舞囃子」(法政・観世)なども見られるようになりました。
下記の番組表をご参照ください。
例年どうり終演後に懇親会が開催されたようですが、コロナ禍の行動制限もあり、今回も
当会は参加は辞退しました。
 この会は、例年7月最終土曜日に「矢来能楽堂」で開催しています。