(原文はB5判 縦書き3段組み)
東 京 凌 霜 謡 会
◇出席者
高田小園(大5故透夫人)、三木静雄、岡田茂義(以上昭4)、松山緑(昭5)、
石井千澄(昭7)、大久保治一(昭11)、吉野正二(昭12)、戸野本時彦、渡邊
藤四郎、西公子(直彦夫人、以上昭13)、清野一郎(昭14)、田中秀孝(昭23)、
瀧野晋(昭28)、大角征矢(昭29)
◇番 組
▽・・・・第三八九回・四月二十八日(土)
午後一時・於 銀座交詢社
大 角
石 井
俊成忠度 渡 邊 戸野本
(内侍) 大久保
(局) 渡 邊
大原御幸 三 木 石 井
戸野本
戸野本
善知鳥 岡 田 吉 野
独吟 藤 戸キリ 石 井
大 角
吉 野
国 栖 大久保 渡 邊
▽・・・・第三九〇回・五月二十六日(土)
午後一時・於 銀座交詢社
大 角
渡 邊
小袖曽我 吉 野
頼 政 三 木 大久保
杜 若 大久保 戸野本
吉 野
葵 上 石 井 三 木
渡 邊
鵜 飼 渡 邊 大 角
戸野本
附祝言
大 角
賀 茂 石 井 渡 邊
戸野本
邯 鄲 岡 田 三 木
大久保
班 女 松 山 大 角
高田夫人
渡 邊
吉 野
景 清 大久保 三 木
(トモ) 渡 邊
(胡蝶) 石 井
(頼光) 松 山
土蜘蛛 戸野本 吉 野
附祝言
▽・・・・第三九二回・七月二十八日(土)
午後一時・於 新和海運白金クラブ
小鍛冶 大久保 石 井
瀧 野
大 角
通 盛 吉 野 大久保
岡 田
蟬 丸 瀧 野 渡 邊
天 鼓 石 井 吉 野
瀧 野
山 姥 高田夫人 渡 邊
附祝言
▽・・・・夏季特別半々(?)歌仙会
八月十三、十四日の猛暑の日、岡田ご夫妻のご配慮により、同氏の箱根別荘をお借り
して泊りがけで有志の謡会が催されました。出席者は前記岡田ご夫妻及びホテル小涌園
利用に尽力頂いた松山氏の他石井、大久保、吉野、戸野本、渡邊各氏の八名でした。
第一日 八月十三日(月)午後始め
第二日 八月十四日(火)午前中
謡会・・・・岡田茂義氏箱根別邸
宴会・・・・ホテル小涌園
▽八月十三日午後二時~五時三十分
鶴 亀 大久保 渡 邊
半 蔀 岡田夫人 大久保
羽 衣 吉 野 戸野本
渡 邊
三井寺 松 山 岡 田
融 石 井 渡 邊
附祝言
▽八月十四日午前九時~十一時
巴 戸野本 大久保
井 筒 吉 野 渡 邊
独吟 駒之段 石 井
猩 々 岡 田 大久保
当日は岡田様ご夫妻は勿論のこと、松山様には小涌園での宴会、送迎の車など大変
お世話になりまして有難うございました。
▽ ・・・・第三九三回・八月二十五日(土)
午後一時・於 銀座交詢社
西 夫人
雨 月 岡 田 大 角
敦 盛 大久保 戸野本
楊貴妃 松 山 石 井
大 角
女郎花 渡 邊 岡 田
(師長)松 山
(姥) 戸野本
玄 象 石 井 清 野
附祝言
当日は猛烈に残暑厳しい一日でしたが、神戸より故西直彦(昭13)夫人公子様並び
に新潟より清野一郎氏(昭14)がお見えになり、また先月は芝白銀の閑散な会場をご
手配下さった吉野様も九州方面からの旅行帰りに駆け付けられ、暑さをふっとばす賑
やかな会になりました。
西夫人並びに清野様には遠方ではありますが、そして『蟬丸』ではありませんが
「常には訪はせ給へ」とお願い申し上げます。
高田夫人は頗る元気でおられますが、当日実兄の故今井明氏(大11卒、生前は当会
にもよく出席しておられた由)の十七回忌法事で、また三木様もこの暑さで少し体調
を崩されてお休みになりました。
▽・・・・第三九四回・九月二十九日(土)
午後一時・於 銀座交詢社
吉 野
清 経 田 中 大 角
(成経)渡 邊
(康頼)松 山
俊 寛 岡 田 高田夫人
岡 田
江 口 松 山 吉 野
鉄 輪 高田夫人 大 角
渡 邊
殺生石 石 井 吉 野
附祝言
(大角 記)